各種生活情報
◆医療機関事情
コロール市内には国立病院がありますが、パラオにおける医療レベルは最低限のもので、大きな怪我や病気で専門的な治療が必要な場合は国外へ緊急搬送が必要となる場合があります。そのため、適当な海外旅行傷害保険に加入することが望ましいです。また、輸血の際は、輸血のストックが少ないため、同じ血液型のボランティアを募って採血する場合があります。交通事故や出産の際には、血液が不足するという事態も発生しますので、交通事故を起さない、巻き込まれないといった注意が必要です。 なお、ここ数年来、医師の勧めに従い、パラオで病気療養のため、数か月にわたり付き添い無しで長期滞在・転地療養する邦人の例が増加しています。中には言葉の不自由な当地事情の不理解によりトラブルに巻き込まれた例があります。パラオには専門医がおらず病気の転地療養としては適当な土地とは言えませんので、ご注意願います。
・パラオ国立病院 代表 電話 (680)488-2552, 救急病棟 電話 (680)488-2558
・ベラウメディカルクリニック(総合病院)電話 (680)488-2687
・ファミリー・スージカルクリニック(総合病院)電話 (680)488-6920
・MH デンタルクリニック(歯医者)電話 (680)488-0911
◆パラオ入国・滞在制度
パラオへ入国の際、パスポート残存有効期間が6カ月必要となります。 滞在が30日以内の場合で、観光や商用目的の場合は査証(ビザ)は不要です。 また、30日以上滞在の場合は、30日ごとにパラオ入国管理局に復路の航空券と 旅券を持参し、手続きを行なえば、最長90日まで滞在可能です。
パラオ政府入国管理局 電話(680)488-2498
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