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パラオで活躍するJICAボランティア
◆パラオからAlii!(こんにちは)
JICA ボランティア 北原 慶子
こんにちは。青年海外協力隊(職種:環境教育)の北原慶子です。2013年10月より、公共事業局の廃棄物管理課にて、3R(Reduce、Reuse、Recycle)の推進や広報・啓蒙活動に携わっています。パラオ全体の3Rを促進して、最終処分場「M-dock Landfill」へのゴミの搬入量を減らすのが、大きな目標の一つです。
主な活動は、全国の学校にて3Rの出張授業の実施や3R広報グッズの作成、イベント等での3Rブースの出展、飲料容器リサイクルシステムの財政管理、コロール州との共同リサイクルプロジェクト(廃ガラスを利用したガラス工芸品製作)のサポートなど多岐に渡ります。

3Rの授業(ミューンズ小学校にて)
学校での3Rの出張授業は、クイズやゲームを折り混ぜ、進めていきます。パラオの生徒たちは、みんな明るくて素直。「3Rってなんでしょう?」「Reduce、Reuse、Recycle!!」「君も3R HEROになれるよ!3R HEROになりたい人?」「はーい!!!」と、3Rをきちんと理解していて、とても良いリアクションをしてくれます。

職場のカウンターパート
職場には、日本人は私一人。同僚のパラオ人はみんな明るくて、良い人ばかりです。最初の頃は日本の働き方との違いに驚くことも多かったけれど、今ではすっかり慣れ、パラオのペースに合わせて、毎日のんびり働いています。

最高にきれいな海
休みの日には、同僚が世界遺産のロックアイランドへ釣りに連れて行ってくれることもあります。お昼には無人島に上陸して、釣ったばかりの色とりどりの魚を、バーベキューやお刺身で味わいます。パラオ人と一緒に来るロックアイランドは、ツアーとは一味違った最高に贅沢な時間です。パラオの海は何度行っても、本当に美しく、飽きることがありません。

ホームステイ先の親戚一同
パラオの協力隊員は、基本的にパラオ人家庭にホームステイをしています。私のホームステイ先は、親戚一同、何軒か集まって住んでいるところにあります。クリスマスやお正月、誰かの誕生日があると必ず集まり、みんなでバーベキューを楽しみます。日本人の私を家族のように扱ってくれて、パラオの文化やパラオ人の日常生活に触れる機会をたくさん与えてくれました。そして、家族との時間を大切にする、ということの大切さを教えてくれました。
パラオ生活も残り、あと数か月。活動も生活も、悔いのないよう楽しんでいきたいと思います。
©Embassy of Japan in the Republic of Palau
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