草の根無償資金協力2年目フォローアップ「ペリリュー・アンガウル両島における不発弾処理支援計画」
令和7年8月15日

2025年8月12日、当館は令和4年度草の根無償資金協力「「ペリリュー・アンガウル両島における不発弾(UXO)処理支援計画」の経過2年目の状況を確認するフォローアップを実施しました。
本計画では、今なおUXOが身近に潜むペリリュー・アンガウル両島を中心にUXOの処理を推進し、住民の安全向上・経済発展の促進することを目的に、UXO処理を専門とする国際NGO「ノルウェイジャン・ピープルズ・エイド(NPA)」に対し、UXO運搬用の車両2台及びボート1隻を供与しました。
計画完了から2年が経過した現在、供与された車両及びボートはコロール及びアンガウル・ペリリュー島において日常的に使用されています。NPA自身の予算により定期的なメンテナンスが実施され、良好な状態を維持しています。これら機材により、パラオ国内での効率的なUXO運搬・処理が実現し、NPAは過去2年で約千個のUXOを処理しました。NPAとは本計画の他、日本地雷処理を支援する会(JMAS)やペリリュー・アンガウル両島における遺骨収集事業でも協力をしています。
●令和4年度草の根無償資金協力「ペリリュー・アンガウル両島における不発弾(ERW)処理支援計画」引渡式の様子
https://www.palau.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00989.html