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◆エマウス高校学習環境改善計画

(署名の様子)
2012年9月11日、在パラオ日本国大使館にて、「エマウス高校学習環境改善計画」の署名式が行われました。このプロジェクトでは、エマウス高校に課外活動用のバスが供与されます。
式典には、校長先生の他、教育省教育局長と職員、エマウス高校職員2名が出席しました。みなそれぞれが日本政府への感謝と喜びのスピーチを述べました。
エマウス高校はコロール州にある全寮制の学校です。現在、独自の移動手段を持っていないため、生徒の能力向上のために必要な課外活動や行事に参加できる機会が限られています。バスが整備されることによって移動手段が確保され、多様な学習機会に参加できるようになり、学習環境が改善されることが期待されます。

(前列:左からエマウス高校校長、貞岡大使/後列:左からエマウス高校職員、運転手、教育省教育局長、教育省職員)
◆引渡式の様子

(校長先生より貞岡大使へ感謝状と記念品の贈呈)

2013年1月24日、エマウス高校にて、課外授業用マイクロバス1台の引渡しが行われました。式典には、サダン官房長官、タベルアル・コロール小学校校長(教育大臣就任予定)、ウェンティ教育省教育局長、同校理事、同校父兄代表等が出席しました。
式典では、関係者によるスピーチ、貞岡大使から校長先生へのバスの鍵の引渡しが行われ、その後、学校から大使に感謝状と記念品が渡されました。1948年に学校が創立されて以来、初めて所有するバスということで、参加者は大喜びでした。
移動手段が確保されたことで、今まで制限せざるを得なかった課外授業や行事への参加が可能になります。多様な学習機会に参加することによって、生徒たちの視野がより一層広がり、彼らの能力向上につながることを願っています。

(学校一同より「エマウス高校へのバス寄贈をありがとう!!」)
なお、前列真中に座っているのは生徒会長のDaiske Tanaka(漢字で書くと田中大輔)君です。
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