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◆アイライ小学校体育館整備計画

体育館外観




 2013年5月22日、アイライ小学校にて、平成23年度・草の根無償資金協力によって整備された体育館の引渡式が執り行われました。式典には、レメンゲサウ大統領、カナイ州知事、ウィップス上院議員、レクライ上院議員、オイロウ上院議員、イナボ上院議員、キョウタ下院議員等が出席し、関係者によるスピーチ及びリボンカッティングが行われました。

 アイライ小学校は、バベルダオブ島内で最も児童数の多い公立小学校です。これまでは、体育館がなく、悪天候による体育の授業の中止や、強い日差しで熱中症になる生徒が相次いでいました。今回体育館が整備されたことにより、これからは天候に左右されずに児童が体育の授業を実施できるようになります。

整備された体育館は、2012年3月までアイライ小学校にて青年海外協力隊の教師として活動をされていた吉澤賢吾さんを覚えて「ケンゴ・ジム」と命名されました。

体育館は、アイライ小学校児童に限らず、一般にも開放される予定で、地域住民の運動不足を解消し、パラオで社会問題となっている生活習慣病の予防にも一役かうことが期待されています。

式典の様子

(前列左から、生徒、オイロウ上院議員、カナイ知事、レメンゲサウ大統領、貞岡大使、イナボ上院議員、キョウタ下院議員/後列左から、ウェンティー教育省教育局長、ウィップス上院議員、レクライ上院議員、ミケル校長)