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◆コロール小学校教育環境向上計画

2013年3月11日、コロール小学校にて、草の根無償資金協力によって既存の建物を改装・拡張し整備された、図書館・理科実験室・職員室/会議室の引渡しが行われました。式典には、貞岡大使、タベルアル校長の他、オイロー上院議員(上院教育・保健・青少年・社会福祉委員会委員長)、レクライ上院議員、ウェンティ教育省教育局長、ソアラブライ教育省学校管理課長、フリッツPTA会長等が出席しました。

式典は、2011年3月11日に発生した東日本大震災の被災者の方々への黙祷に始まり、関係者によるスピーチ、その後、リボンカッティングが行われました。

コロール小学校は、パラオ最大の公立小学校です。今回、図書館が拡張されたことによって、より多くの児童が効果的に図書館を利用できるようになります。また、これまで理科実験室がなく、各教室にて実験が行われていたため、安全性の観点から使用できる機材や実験内容が制限され、実験を体験できる生徒数も限られていましたが、これからは新しい理科実験室で実験を行うことができ、児童の意欲向上に貢献することが期待されます。さらに、職員室をかねた会議室は、生徒の学力向上のために必要不可欠な、教師の知識向上や技術を共有し研修できる場所として活用されることが期待されます。

式典の様子

(2006年に草の根無償によって建設された複合施設下にて)

(新しい施設の前でリボンカッティングの様子①)

(リボンカッティングの様子② 中央:貞岡大使)

(新しい理科実験室にて 3月13日)