「パラオ国際空港改修・拡張・運営事業」起工式
平成31年4月16日
「パラオ国際空港改修・拡張・運営事業」起工式
2019年4月14日、パラオ国際空港(アイライ州)にて、双日・JATCOによる「パラオ国際空港改修・拡張・運営事業」の起工式が執り行われました。式典には日本側から山田大使、立原JICAパラオ支所長、山口パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社代表取締役社長兼CEO等が、パラオ側からオビアン公共基盤・産業・商業大臣、ニルマン北部大酋長、ギボンス南部大酋長、バウレス上院議長、アナスタシオ下院議長等多くの要人が出席しました。
式典において、山田大使が挨拶を行い、パラオにおける初の官民連携(PPP)事業となる本事業を歓迎し、日本企業及びパラオ政府のこれまでの尽力に感謝するとともに、本事業のような官民連携を含め様々なレベルで日パラオ関係が発展していくことを願っている旨述べました。その後、山口パラオ・インターナショナル・エアポート株式会社代表取締役社長兼CEOの挨拶に引き続き、オビアン大臣がパラオ政府を代表し挨拶を行い、ここまで長い道のりであったが、起工式を迎えられたことを喜ばしく思い、またパラオ国民は日本を特別で重要な国であると認識しており、日本に対し深く感謝する旨述べました。
本事業はパラオのみならず大洋州全体においても初めての官民連携(PPP)事業であり、パラオにおける唯一の国際空港であるパラオ国際空港の旅客ターミナルの拡張・改修を行うことにより、増加する旅客需要への対応を図るものです。本事業は、パラオ政府の国家開発計画及び日本政府が第8回太平洋・島サミットにて表明した支援の柱である「強靱かつ持続可能な発展の基盤強化」にも合致するものであり、本事業をきっかけに、民間分野における日パラオ間の交流がさらに活発になることが期待されます。
鍬入れの儀 鏡開き