新たなパラオ入国スタンプ情報について

平成29年12月18日
 本年12月7日(木)から、パラオ入国を求める外国人に対し、入国管理官が入国者所有のパスポートに押すスタンプが、パラオの自然を保護することを誓う「パラオ誓約(Palau Pledge)」と署名欄を含むものに変更され、入国時に署名を求められることとなりました。
 新たな入国スタンプはパスポートの1ページ全部の大きさで、日本語を含む5つの言語のバージョンが用意されています。パラオに到着するすべての航空機の機内で、「パラオ誓約」について案内するビデオが上映されることになっています。
 パラオ政府によれば、「パラオ誓約」への署名を拒否した場合でも、入国を拒否されることはありません。また、6か月以内に再度パラオに入国する際には、「パラオ誓約」の文言のない署名欄のみを含むスタンプが押されます。詳細は駐日パラオ共和国大使館、パラオ政府観光局等のホームページでご確認下さい。
 
 なお、日本の旅券法令上、査証欄に本人が書き込みをすることを禁止する規定はなく、入国スタンプが査証欄に押された後に本人がそれにサインをしても旅券法違反になりません。ただし、旅券の偽変造を疑われることもありますので、旅券への不必要な書き込みはしないようお願いいたします。以下の外務省ホームページ・パスポートQ&Aをご参照ください。
https://www.mofa.go.jp/mofaj/toko/passport/pass_4.html#q22
 
【参考】パラオ誓約の内容(日本語版)
 パラオの皆さん、
 私は客人として、
 皆さんの美しく
 ユニークな島を保存し
 保護することを誓います。
 
 足運びは慎重に、
 行動に思いやりを、
 探査には配慮を忘れません。
 
 与えられたもの
 以外は取りません。
 
 私に害のないものは
 傷つけません。
 
 自然に消えるもの以外の
 痕跡は残しません。
 
  (署  名)