平成21年度対パラオ草の根無償資金協力「ペリリュー小学校トイレ整備計画」

令和8年5月20日

フォローアップ

    

2026年5月14日、当館草の根委嘱員は、平成21年度対パラオ草の根無償資金協力「ペリリュー小学校トイレ整備計画」のフォローアップを実施しました。
 
本事業の完了から17年が経過した現在も、改修されたトイレは良好な状態に保たれ、43名の児童および教職員が衛生的な環境で学校生活を送っています。

同校のスマオ校長からは、「ペリリュー島(離島)の唯一の学校として、児童の日々の教育・生活環境を整備することは非常に重要です。本事業により整備されたトイレは、清潔で安全であり、健康・衛生面の向上に貢献しており、児童が安心して学校生活を送るための基盤となっています。今後も大切に使用していきたいです。」との声が寄せられました。
本事業で整備された衛生施設が今後も適切に活用・維持されることで、離島地域の児童の健やかな成長および学習環境の向上に寄与することが期待されます。

引渡式


平成22年8月18日、草の根無償資金協力でペリリュー小学校に寄贈されたトイレ設備の引渡し式典が、ペリリュー島のペリリュー小学校にて行われました。

このプロジェクトは、離島であるペリリュー島の唯一の小学校のトイレを改装し、新たにシャワー室と、教室とトイレをつなぐ屋根つき通路を建設するというものです。改装されたトイレは水洗・非水洗のトイレが完備され、これまでは断水時に使えなかった学校のトイレをいつでも使えるようになりました。そして屋根つき通路を建設することにより、雨の多いこの地域でも、子供たちが雨にぬれずに教室からトイレまで移動できるようになりました。

式典には貞岡大使を始め、ペリリュー州知事や州議長、教育省教育局長などが出席し、この喜ばしい日を祝いました。

式典は子供達によるパラオ国歌斉唱に始まり、関係各者によるスピーチ、トイレの鍵の引渡し、リボン・カッティング、そして最後に先生たちによる手作りの昼食と子供達のかわいらしいダンスがお披露目されました。
トイレの鍵の引渡し式は非常にユニークで、トイレの建設工事会社→貞岡大使 →ペリリュー小学校長と、鍵がリレーされました。子供達もこの模様が面白かったらしく笑い声の中で和やかな「鍵のリレー」が行われました。

ペリリュー小学校は、パラオに初めて草の根無償資金協力が供与された平成11年に、第一号となる課外授業用マイクロバスを受け取った団体でもあります。今回は、10年以上も前に供与されたバスを、今も大切に使っている学校の姿勢も評価され、二度目のプロジェクト実施への運びとなりました。

前回のバスと同じように、このトイレ施設もこれから何年も大切に使うことを子供達と約束して、式典は終わりました。子供たちがこの日のことを忘れずに、より一層お勉強に励むことができるといいですね!