笠原大使の着任挨拶

令和8年1月9日
笠原謙一駐パラオ日本国特命全権大使の着任ご挨拶
 

 
令和8年、明けましておめでとうございます。駐パラオ大使を拝命し先月着任しました笠原謙一と申します。この機会に着任と新年のご挨拶を申し上げます。
100年を超える長くて太い歴史的な絆で我が国と結ばれた「トクベツ」な国であるパラオにて勤務できることを大変嬉しく思います。
 
パラオは日本の真南に位置する隣国です(時差がありません!)。日本とパラオは国際場裡や地球規模問題などで常に協調してきた親密な友好国です。そして、このような友好関係の基盤には深い文化的そして経済的な結びつきがあります。日本とパラオは「自由で開かれたインド太平洋」(Free and Open Indo-Pacific: FOIP)という理念を共有し、大洋州地域のみならず世界の平和と繁栄に貢献するという大きな責任を共有しています。つまり両国は、政治、外交、安全保障、経済などあらゆる面でお互いがお互いを必要としている重要なパートナーなのです。そしてパラオは世界にたった12か国しかない、台湾と外交関係を有する国でもあります。
 
昨年10月には長年に亘り懸案であった日本とパラオを結ぶ直行便の運行が再開いたしました。これによってコロナ禍以降低迷していた日本からの入国者数が増加することを心から祈念しております。畢竟、国と国との関係改善というのは人と人との交流増進でしか成し遂げられないからです。このHPをご覧の日本の皆様が一人でも多くパラオを訪れて頂けるように、当館はこれからも情報発信に努めてまいります。
 
更に良いニュースがあります。この度、パラオでは初めてとなる公邸料理人が当地に赴任することとなりました。「食の外交官」として日本の食文化や日本産食品のPRという重要な役目を担って貰います。
また、既に当地にて活躍しておられる管理栄養士・調理師、野菜生産者、日本食レストラン経営者など当国の食環境の向上を目指す方々との協働により当国の医療・保健分野でも貢献して貰いたいと考えています。
 
在パラオ日本大使館は日パラオ関係の更なる発展のためにこれまで以上に努めて参りますので、是非とも皆様のご支援とご協力を賜りたいと存じます。今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
 
在パラオ日本国大使館
特命全権大使
笠原謙一