パラオ議会のデジタル化へ向けた、ICT機材引渡式の実施
令和7年6月30日

2025年6月24日、折笠弘維大使はパラオ・ロイヤル・リゾートにて開催された、パラオ議会へのICT機材引渡式に参加しました。本供与は、日本が支援するUNDP連携支援「第二次太平洋島嶼国議会能力向上計画(SLIP)」の枠組みで行われました。
式典には、スティーブン・クアルテイ上院副議長、ケライ・マリウール上院院内総務、ギブソン・カナイ下院議長、ウォレン・ウメタロー下院院内総務他、多くの議員・議会職員が参加しました。
議会のデジタル化は、議会の透明性確保及び国の情報・サービスへのアクセス向上に資し、グッドガバナンスの実現が期待されます。今回は、タブレット端末やモニター等の視聴覚機材が供与されました。
折笠大使は、議会のデジタル化はパラオ国民の情報サービス・アクセスの向上のみならず、パラオ国内のデジタル化推進の出発点であり、ひいては国民の生活の質の向上に資すると強調しました。そして、次なる目標として、本年10月までに法案審議や議事日程を共有するための議会ウェブサイトの立ち上げに言及しました。
デジタル化を含むパラオ議会の能力向上へ向け、在パラオ日本大使館は協力を続けていきます。