現地メディア向けプレスツアーを実施しました

令和7年3月28日
3月17日、現地メディア向けプレスツアーを実施し、新聞2社、国営・民間ラジオ局、及び民間テレビ局から5名が参加し、ガバナンス、農業、教育分野における取組を視察しました。このプレスツアーは、日本の開発協力が現地メディアで取り上げられる機会を増やし、パラオ国民及び政府関係者等への情報発信を強化するためのものです。
 

ガバナンス

パラオの首都マルキョク州を訪れ、パラオにおける立法機能の効率化を通じ、議会活動の透明性向上を目指す国際機関連携無償「第二次太平洋島嶼国議会能力向上計画(UNDP連携)」の取組について、パラオ議会上下両院の広報担当官から説明を受けました。
 
 
アイライ州にあるパラオ国際空港では、「新型コロナウイルス感染症危機に対する国境管理能力強化計画(UNDP連携)」を視察しました。パラオ公共基盤・産業省航空局長及び同財務省税関・入管局課長から、観光業を基幹産業とするパラオの玄関口において、安全で円滑な国境管理体制を構築することの重要性、また、本計画による成果について説明が行われました。
 
 

農業

食肉加工にかかる「経済社会開発計画」で建設された施設(エサール州)では、プレス一行は、島嶼国であるパラオにおける食料安全保障の重要性と本計画の意義について、農業・漁業・環境省農業局課長他から説明を受けた後、今後の活動について農業局職員と活発な意見交換を行いました。
 
   

教育

最後に、草の根人間の安全保障無償資金協力による「アイライ小学校送迎バス整備計画」及び「ミューンズ小学校食堂再建計画」を通じた、子ども達の健康的で安全な学校生活への貢献について、それぞれの小学校の校長から説明を受けました。
 
    
 
プレスツアー後、新聞等の当地メディアによって、今般のプレスツアーで視察した日本の開発協力の取組が取り上げられました。