天皇誕生日祝賀レセプションの開催
令和7年2月17日






2025年2月17日、天皇誕生日祝賀レセプションをパレイシア・ホテルにおいて開催しました。本年のレセプションは、ウィップス大統領夫妻、ビルン南部女大酋長を含む州庁評議会のメンバー、バウレス上院議長及びカナイ下院議長を筆頭とする多数の上下院議員、複数の大臣、知事、州議会議長、各国大使館関係者、スポーツ連盟代表、婦人会代表等、約160名の出席を得て盛会となりました。
折笠大使は挨拶において、パラオの人々とこの素晴らしい機会を祝う機会に感謝の意を表しつつ、「現実的で理想的な外交には、寛容、相互尊重、与え、分かち合うことをいとわない価値観、そして、国に奉仕する無私の姿勢と覚悟が必要であると信じている。私たちは、単なる感情論に留まらず、二国間の更なる強化を目指し、具体的な成果達成のために現実的な行動を取らなければならない。私は、両国関係を強化し、地域の安定、平和、繁栄を促進するために努力する決意を新たにしました。」と述べました。
ウィップス大統領からは、日本とパラオの歴史的な深い結びつきを強調し、「両国間の関係は長い歴史があります。19世紀にパラオの海岸にやってきたことから始まり、1914年からさらに発展しました。」との発言がありました。さらに、ウィップス大統領は、両国間の強固で永続的な関係を象徴する緊密な人的繋がりについても強調し、それはまさに両国民に根ざしたものであると述べました。
2015年の天皇皇后両陛下(当時)によるパラオ御訪問10周年を記念すると共に、日本とパラオの深い絆が今後もさらに発展していくことを願っています。