草の根無償資金協力5年目フォローアップ「高齢者センター改修計画」

令和7年2月7日
   
 
   

令和元年度草の根無償資金協力を通じて、高齢者センター改修を行い、引渡しを実施した2020年から5年が経過しました。
 
本施設は、主にコロール州に在住する高齢者の交流の場として、重要な役割を担っており、毎日20名程度の高齢者が利用しています。また、同施設の調理場では在宅患者向けのお弁当が作られており、平日には毎日コロール州在住の40名程度の在宅患者に昼食が配達されています。今年からバベルダオブ島に在住する在宅患者にも週一回の頻度で昼食配達を始める等、本施設に直接足を運べない方々にとっても生活に欠かせない施設となっています。
 
施設の一部は経年劣化により、修繕が必要な箇所が発生していますが、パラオ保健・福祉省はこれらの問題を認識し、自身の予算で適切に維持・管理しています。