令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「アンガウル小学校校舎改修計画」署名式

令和7年1月10日
    

2025年1月10日、在パラオ日本国大使館において、令和6年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「アンガウル小学校校舎改修計画」の署名式が行われました。
 
アンガウル州は、パラオ最大都市のコロールから南西約60kmのアンガウル島に位置する面積約8平方キロメートルの島で、第二次世界大戦における日米両軍の激戦地でもあり、毎年日本から戦没者慰霊団及び遺骨収集団等が訪問しています。また、1950年代までリン鉱石採掘のため、日本人が居住していたこともあり、パラオ語、英語に加え、日本語が州憲法により公用語として定められています。
 
1945年に建設された同校はこれまでに小規模な改修を繰り返してきているものの、屋根や天井の老朽化が進行している状況であることから、草の根・人間の安全保障無償資金協力にて校舎改修を行うこととなりました。
 
2024年8月からは、JICA青年海外協力隊員も派遣されており、コミュニティ活動の場としても利用されている同校の教育環境の改善が可能となります。