インタビューシリーズ~パラオの日系人~ 第21回ジョナサン・ジョセフさん

令和6年11月25日


ジョナサン・セヴェリオ・ジョセフさんは、現在74歳のパラオ人で、日系2世です。父は日系人のゴトー・タケシさん、母はパラオ人のジョセフ・ヒデコさんで、母親とその家族のもと、アンガウル州で育ちました。
 

彼はアンガウル州の小学校を卒業後、コロール州に移り、中学校(現在のパラオ高校)を第2回生として卒業しました。高校では、ナカムラ・ダイジロウさんから日本語を学びました。その後、ミクロネシア職業カレッジ(現在のパラオコミュニティカレッジ)で学び、リベラルアーツの学位を取得しました。「昔は流暢に日本語を話すことができましたが、今では日本語は聞き取れるものの、流暢に話すことはできなくなってしまいました。」と話していました。
 

大学卒業後、彼はハワイに移住し、2004年まで分譲マンションの管理人として働きました。その後、2008年までベラウ国立病院で設備管理者として勤務しました。
 

現在はマリア・オットーさんと結婚し、コロール州に住んでいます。また、アンガウル州の代表として歴史学者を務めています。