貯蓄国債システムのデモンストレーションイベントへの参加

令和6年10月8日
    

2024年9月30日、折笠弘維大使は、パラオの財務省主催の貯蓄国債プロトタイプシステム・デモンストレーションイベントに出席しました。

自国通貨を有さず、主に米国の商業銀行が国民の預金を運用するパラオでは、パラオ国民の資金は、国内ではなく、米国で運用されています。

吉野直行慶応大学名誉教授(パラオ経済顧問グループメンバー)の助言から生まれた、パラオにおける貯蓄国債構想は、国民の預金をパラオ国内で運用することでパラオ経済の発展に寄与することを目的としています。今回のデモンストレーションイベントで公開された貯蓄国債のプロトタイプシステムは、経済産業省が実施する「グローバルサウス未来志向型共創等事業費補助金(我が国企業によるインフラ海外展開促進調査)に関わる間接補助事業」に採択されたソラミツ株式会社が開発しているシステムです。
https://soramitsu.co.jp/ja/palauinvest