草の根無償資金協力フォローアップ「パラオ高校スクールバス整備計画」
令和8年6月3日
フォローアップ
平成26年度対パラオ草の根無償資金協力「パラオ高校スクールバス整備計画」
平成30年度対パラオ草の根無償資金協力「パラオ高校マイクロバス整備計画」

平成30年度対パラオ草の根無償資金協力「パラオ高校マイクロバス整備計画」

2026年5月21日、当館草の根委嘱員は、平成26年度対パラオ草の根無償資金協力「パラオ高校スクールバス整備計画」および、平成30年度「パラオ高校マイクロバス整備計画」のフォローアップを実施しました。
同校はパラオ唯一の公立高校であり、各州から生徒が通学しています。両事業で供与された30人乗りスクールバス1台および15人乗りマイクロバス2台は、供与からそれぞれ8年・12年が経過した現在も、生徒532名の通学を支えています。遠方に住む生徒も多いため、これらのバスは、保護者による送迎が困難な生徒にとって必要不可欠な交通手段となっています。
また、同車両は2~4年生を対象とした職業訓練プログラムの移動手段としても活用されており、実践的な学習や将来のキャリア形成の一助となっています。
5年目フォローアップ

パラオで唯一の公立高校であるパラオ高校には、国内各地から遠距離通学する生徒も多く在籍しています。2019年草の根無償資金協力により30人乗りのスクールバス1台がパラオ高校に供与されたことで、通学だけでなく、校外学習活動の機会も増え、学習環境の改善に役立っています。
引渡式

2019年10月4日、パラオ高校にて、平成30年度草の根無償資金協力による「パラオ高校スクールバス整備計画」の引渡式が行われました。式典には、当館から柄澤大使、パラオ側からソアラブライ教育大臣及び教育省関係者が出席しました。
パラオで唯一の公立高校であるパラオ高校には、約500人の生徒が全国から通っています。バベルダオブ島から通学する生徒約250人の一部は、スクールバスの不足により、授業開始時刻に遅刻してしまうことが常態化しています。また、バス運行の往復を減らすため、定員オーバーで走行するなど安全上の問題も懸念されています。
式典当日は、全校生徒に見守られながら引渡式を行うことができました。本件協力により、パラオ高校の生徒が始業時間に遅れることなく安全に通学できるようになるとともに、校外学習や課外活動への参加機会が増えることが期待されます。
署名式

2019年1月31日、在パラオ日本国大使館にて、平成30年度草の根無償資金協力による「パラオ高校スクールバス整備計画」の契約の署名が、荻野毅臨時代理大使とパラオ高校のスマイス・ルダン校長との間で執り行われました。式典には、署名者の他、パラオ側よりシントン・ソアラブライ教育大臣等が出席しました。
パラオ高校は、コロール州の中心部に位置し、全国から500人以上の生徒が通う国内唯一の公立高校です。バベルダオブ島最北州から同校は約60キロ離れている上、当地は一年を通して高温多湿で、登下校の時間帯であっても強い日差しと突然の大雨に見舞われるため、家族による送迎が難しい場合、スクールバスで通学します。しかし、パラオ高校が教育省より借用していた大型バスは、度重なる故障により使用できなくなり、近年は、マイクロバス2台及び教育省が保有する小学生の送迎用バス4台を共用させてもらうことで、なんとか生徒の通学手段を確保しています。しかし、現在の運行表では、バスの往復を減らすために定員オーバーで走行するなど安全上の問題があるほか、共用のバスはコロール市内の小学生の送迎を優先するため、パラオ高校の生徒の遅刻が常態化しています。
供与額1201万1,440円の本件協力を通して、新車の30人乗りスクールバス1台がパラオ高校に供与されます。本件協力の実施により、パラオ高校の生徒が、安全な状態で始業時間に間に合うよう通学できるようになるとともに、校外学習や課外活動への参加機会の増加にもつながることが期待されます。
パラオでは、平成11年に初めて草の根無償資金協力が実施され、本件は75件目の案件署名となりました。