菊池百里子博士のスランゲル・S・ウィップス・ジュニア大統領への表敬

令和6年8月13日

2024年8月13日、東京大学東洋文化研究所助教の菊池百里子博士が、折笠弘維大使と青木恒憲JICAパラオ事務所所長とともに、コロールの大統領府でスランゲル・S・ウィップス・ジュニア大統領を表敬訪問しました。
 
この訪問は、2023年6月14日に東京で行われた岸田総理とスランゲル・S・ウィップス・ジュニア大統領との首脳会談に基づくものです。同会談では、パラオの文化遺産と日本関連史跡の保存・記録の重要性が確認され、ウィップス大統領からは、日本人考古学者の派遣も要請されました。
 
今回の菊池博士の訪問は、ペリリュー州にある第二次世界大戦記念博物館の修復への支援が主な目的ですが、JICAによる、考古学者の長期派遣を含めた文化遺産保全に向けた取り組みの初期調査としても派遣されました。 2024年9月15日にオープン予定の同博物館は、パラオ政府、ペリリュー州政府、在パラオ米国大使館、在パラオ豪州大使館の共同事業です。