草の根・人間の安全保障無償資金協力「アイライ小学校送迎バス整備計画」署名式

令和6年3月19日
    
 

2024年3月19日、令和5年度草の根・人間の安全保障無償資金協力「アイライ小学校送迎バス整備計画」の贈与契約署名式が当館にて行われ、デール・ジェンキンス教育大臣、アイリーン・ミケル教育省教育行政課長他の立ち会いの下、折笠弘維在パラオ日本国大使とノーマ・マーサイ・アイライ小学校校長が贈与契約に署名しました。
 
アイライ小学校は、バベルダオブ島南部に位置する面積44km2のアイライ州唯一の小学校で、同島内最多の140人以上の児童が在籍しています。うち約100人の児童が通学に送迎バスを利用していますが、2台あるうちの1台は老朽化のためほぼ毎月修理が必要で、児童の送迎を安全、且つ安定的に行うことができない状態となっています。
 
本計画により30人乗りバス1台が新たに整備されることで、同小学校の児童の安全且つ安定的な通学手段が確保されると同時に、同国の豊かな自然を守る世代を育てるための環境教育を含む様々な校外学習にも利用されます。