折笠大使のペリリュー島訪問

令和5年7月24日
折笠弘維大使は2023年7月17日から19日の間、ペリリュー島を訪問しました。お会いした方々をご紹介します。
 
1   エマイス・ロバーツ・ペリリュー州知事
7月18日、折笠大使は、エマイス・ロバーツ・ペリリュー州知事と面談をしました。ロバーツ州知事は、保健大臣を務めたこともある医者でもあります。州行政全般に目配せすると共に、医者が駐在していないペリリュー州にある唯一の国立診療所での診察も行う、まさに州民の為に働く知事です。急患が出て、深夜に診察することも日常茶飯事とのこと。また街を歩けば同州の滑走路延伸に従事する米軍工兵隊の皆さんからも、必ず声を掛けられるような気さくな人柄。この写真は、海流で土砂が堆積して浅瀬になった水路の確認中の様子です。


2 ニヘイジ・オキヤマさん
7月17日、折笠大使は、故オバック・シンゲオ・ペリリュー島伝統的酋長の長男であるニヘイジ・オキヤマさんと面談をしました。オバックさんの母親オキヤマ・トヨミさんは八丈島出身。ニヘイジさんは、父親のオバックさんが、トヨミさんの父親の「ニヘイジ」という名前を自分に付けてくれたと嬉しそうに話してくれました。

 
3 マユミ・シノスケさん
7月17日、折笠大使は、1960年代から慰霊及び遺骨収集でペリリュー島を訪れる日本人に宿舎を提供してくださっている”Mayumi Inn”のマユミ・シノスケさん(写真左)と面談しました。父親のキチタローさんは東京出身です。写真右はマユミさんの妹のカリスタさん。

 
4  マユミ・ホコタさん
7月18日、折笠大使は、ドルフィンベイ・リゾート&ペリリューダイバーズのマユミ・ホコタさんと面談をしました。マユミさんは、サイパンやグアムを経て1996年にペリリュー島においでになったとのこと。最近は、ペリリュー島の滑走路延伸事業に従事する米軍関係のお客様で、ずっと満室状態とのこと。州議会議員を務めるパラオ人のご主人とご多忙のご様子でした。
(ドルフィンベイ・リゾート&ペリリューダイバーズのホームページはこちら http://dolphinbay-resort-peleliu.com/jpn/index.html)

 
5 デス・マツタローさん
7月18日、折笠大使は、日系人のデス・マツタローさんと面談をしました。自らガイドもしながら、Orange Beach Caféと宿泊施設を営んでいるとのこと。デスさんの叔父は、前駐日大使のマツタローさん。


6 キミコ・クルズさん
Alex Cruz’s Motel のオーナーの日系人のキミコ・クルズさんです。折笠大使との面談後、自分で車を運転して、早朝のコロール行きボート乗り場までお見送りに来て頂きました。86歳とお伺いしましたが矍鑠としておいででした。