パラオ海底ケーブル陸揚局竣工式典
令和5年6月30日

2023年6月28日、萩原真由臨時代理大使はガラスマオで行われたパラオ国営海底ケーブル公社(BSCC)による海底ケーブル陸揚局竣工式典に出席しました。
本式典には、スランゲル・ウィップス・ジュニア大統領、閣僚、パラオ議会議員、伝統的リーダー、ブラッドリー・クマンガイ・ガラスマオ州議会議長、豪パット・コンロイ国防産業相兼国際開発・太平洋相、米ジェームス・バウナー臨時代理大使他が出席しました。
この官民プロジェクトは、日米豪が共同で総額3,000万米ドルを出資し、国際協力銀行(JBIC)や三井住友銀行(SMBC)などが融資するとともに、日本貿易保険(NEXI)を通じた支援を実施しています。パラオに初めて海底ケーブルを敷設したNECは、海底ケーブル及びその他設備機材を提供しました。
本事業はBSCCの2本目の国際海底ケーブル(PC2)で、パラオとシンガポール、米国本土を結びます。アルモノグイ州に陸揚局のある既存のケーブル(PC1)は、パラオとグアムを接続しています。PC2は2025年第1四半期に全線開通を予定しています。