日パラオ財務省対話の実施

令和4年12月21日

2022年12月21日、首都マルキョク州ンゲルルムッドのパラオ財務省において、「日パラオ財務省対話」がオンライン形式で実施されました。本対話には、パラオ側からカレブ・ウドゥイ財務大臣、カシミル・レメンゲサウ主計局長、石井健太郎銀行・金融アドバイザー他が出席し、日本側から今村英章副財務官、国際局、財務総合政策研究所他が出席しました。
 
「日パラオ財務省対話」は、日本・パラオ両国の財務省の高官が財政・経済等に関する幅広いトピックに関する意見交換を直接行い、両国の財政・経済分野における協力関係を強化することを目的とした取り組みで、今回は2021年6月に続き2回目の実施となります。
 
今回の対話においては、パラオの現在の財政状況、税制改革を含め重点的に取り組んでいる経済政策、人的交流を含む今後の協力の促進等に関する幅広い意見交換が行われ、双方は今後とも対話を継続する旨合意しました。本対話において、ウドゥイ財務大臣は、「今回の対話は、パラオと日本のパートナーシップが真に強固であることを示すものである。パラオは気候変動の影響の最前線にあり、日本とお互いに学び合えることは多く、両国財務省の人的交流等を通して両国が更に近づくことが重要である。」と述べました。また、今村副財務官は、「ウドゥイ財務大臣との意見交換の機会に感謝するとともに、次回は状況が許せば東京において対面形式での対話を実現したい。」と述べました。