フランシス・マツタロウ前駐日パラオ共和国大使への旭日重光章叙勲伝達式の開催

令和4年11月23日
   

  11月21日、柄澤大使、センゲバウ=シニョール副大統領兼司法大臣、閣僚、オルディアイス・ニライケラウ最高裁長官、パラオ議会下院議員、トミー・レメンゲサウ前大統領、酋長評議会のメンバーなど多くの来賓が出席する中、フランシス・マリウール・マツタロウ前駐日パラオ共和国大使の旭日重光章の伝達式が執り行われました。
 
  長年にわたる日・パラオ間の関係強化及び友好親善へ寄与されてきたマツタロウ氏の功績が認められ、同氏は令和4年11月3日に旭日重光章を授与されました。パラオ人の叙勲受章者は、マツタロウ氏で6人目、旭日重光章の受章は、ミノル・ウエキ元駐日パラオ共和国大使に続いて2人目です。
 
  柄澤大使は、マツタロウ氏の受章に至る数々の輝かしい功績を紹介するとともに、同氏との個人的親交にも触れながら、「多くの日本人がマツタロウという名前に親近感を覚え、日本でも高い存在感を放ち、両国間の友好関係の強化に偉大な功績を残した」と述べました。
 
  マツタロウ大使は、叙勲の喜びと日本への心からの感謝を述べるとともに、「今回の叙勲は私自身だけでなく、妻ルーシー・マツタロウをはじめ、多くの関係者の理解と支援によるものである」と述べました。
 
  センゲバウ=シニョール副大統領兼司法大臣は、パラオ政府及びパラオ国民を代表して、同氏の叙勲を祝福するとともに、「駐日大使としての在任期間中、パラオのために真摯に努力し、顕著な献身的活動を行った結果、パラオと日本が今後長年にわたって両国の友好関係を享受することができる」と述べました。
 
  マツタロウ氏は、現在引退され、御家族とアイライ州で暮らしています。