パラオ便り5・6月号

田尻大使の三重県訪問

 本年5月開催の伊勢志摩サミットで注目を浴びた三重県は,実はパラオと深いつながりをもっています。1994年にパラオが独立した際に大統領を務めた,クニオ・ナカムラ元パラオ大統領の実父が三重県伊勢市大湊出身であり,1996年から同県とパラオは友好提携を結んでいます。
 
 三重県とパラオの友好提携20周年にあたる今年,同県による国際交流事業について意見交換をするため,6月9日,田尻大使が三重県を訪問しました。三重県庁では,鈴木英敬知事を表敬し,同県とパラオの交流が一層深化するよう,在パラオ日本国大使館として協力していきたい旨を述べました。また,三重県内パラオ関係団体との意見交換会では,医療,農業,環境,学術交流など様々な分野でご活躍されている方々にお集まりいただき,国際的な取組について活発な議論を交わすことができました。
 

鈴木知事表敬

県内パラオ関係団体との意見交換会

 三重県は,青少年交流事業にも力を入れています。県立水産高校は,パラオ唯一の公立高校であるパラオ高校と姉妹提携を結んでおり,実習船「しろちどり」のパラオ寄港の際には,パラオ高校生との交流を行っています。今回の出張時に,田尻大使が水産高校を訪れた際には,本年度パラオを訪問する学生たちのダイビング実習など,水産高校ならではの授業を見学させていただきました。

県立水産高校のダイビング実習

 今回の三重県出張を通じて,同県とパラオの交流促進のために尽力している多くの方々に出会うことができました。在パラオ日本国大使館は,日本とパラオの交流の輪がこれからも一層広がっていくよう,地方自治体による国際的な取組を支援していきます。