在パラオ日本国大使館

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◆パラオ便り(2015年1月)

田尻大使のパラオ上院議会での演説

　　パラオの国会は、１年に４回のセッションがあり、１月、４月、７月、１０月にそれぞれ３０日間開会されます。今年も、最初のセッションが１月１３日に開会されましたが、上院議会のセッション初日のゲストスピーカーとして田尻大使が招待されました。

　チン上院議長による開会の挨拶のあと、バウレス上院外務・国務委員長からの紹介を受けて、田尻大使のスピーチが始まりました。テレビカメラも入って生中継されているなか、田尻大使は、開発と観光を中心に日本とパラオの二国間関係、天皇皇后両陛下のパラオ御訪問について話をし、これからも友好関係を維持していくため、上院議員の皆さんの協力をお願いしました。

　閉会時には、田尻大使や国歌斉唱をしてくれたパラオ高校生徒等に対して感謝の意が表され、出席していた議員との記念撮影がありました。議員一人一人が大使の元に声をかけに来てくれる姿に、大使館とパラオ議会の関係の大切さに改めて気づかされました。

（議員との記念撮影）

（スピーチ中の田尻大使）

在留邦人新年会の開催

　１月８日、大使公邸で毎年恒例の在留邦人新年会が開かれ、大勢のパラオ在住の日本人が参加しました。はじめに田尻大使と久米日本人会副会長の挨拶があった後、当地訪問中で、新年会にも足を運んでくださったアントニオ猪木参議院議員による音頭で、乾杯しました。

　パラオに住む皆さんにお正月気分を味わっていただこうと鏡餅や羽子板で飾られた会場では、在留邦人の皆さんが、用意されたお節料理をはじめとした様々な料理を楽しみつつ、日頃からお世話になっている人達と交流し、パラオで迎える新年を楽しんでいました。大使館としても、重要な年となる２０１５年のはじめに、１００名近くの方が新年会に足を運んでくださったことに、日頃の感謝の気持ちを新たにした夜でした。

（懇談する参加者の方々）

（田尻大使による挨拶）