◆パラオ便り(2014年12月)
平成26年度天皇誕生日レセプション
12月4日、パラオ・ロイヤル・リゾートにおいて、田尻大使主催で天皇誕生日レセプションが行われました。レセプションには、レメンゲサウ大統領夫妻、伝統的酋長、各大臣、上下院議員といったパラオ側要人のほか、主に観光業で活躍している在留邦人の皆様が参加し、12月23日で81歳になられる天皇陛下のお誕生日を一緒にお祝いしました。
開始冒頭には、田尻大使、クアルテイ国務大臣からそれぞれスピーチがあり、日本酒による乾杯をしました。スピーチでは、田尻大使から、日・パラオ外交関係樹立20周年である2014年が、日本とパラオにとって非常に充実した一年であったこと、2015年は更に特別な年となるよう期待していると述べ、クアルテイ大臣からは、日本政府の支援への感謝、日・パラオのきずなの強さについて話がありました。
今回のレセプションは、大使館にとって、日頃お世話になっている方々と天皇陛下のお誕生日を一緒に祝うとともに、日頃の感謝をお伝えする貴重な機会となりました。

(レメンゲサウ大統領夫妻)

(乾杯の音頭をとる田尻大使と
クアルテイ国務大臣)
パラオ・パシフィック・リゾート30周年記念
12月10日、パラオを代表するホテルの一つである、パラオ・パシフィック・リゾート(PPR)の30周年記念式典が行われました。PPRは、日本の東急不動産により展開されている高級リゾートホテルであり、毎年世界各国からの旅行客が椰子の木や白砂ビーチが目前に広がるバンガローで、南国ならではののんびりとした雰囲気や美しい景色を求めて滞在します。
式典では、パラオ側のホテルオーナーであるエピソン氏、東急不動産の三枝社長、レメンゲサウ大統領と田尻大使が挨拶をし、パラオの伝統舞踊が披露されました。式典の会場からは参加者が目を奪われるような特別綺麗な夕焼けが見え、まるでPPR30年の成功を祝福しているようでした。
今後もPPRが多くの観光客を魅了し、益々素晴らしいホテルへと発展することを期待しています。

(ネオンサイン)

(夕焼けの様子)

(式典で挨拶する田尻大使)
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