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◆パラオ便り(2014年6月)

パラオ日本語補習学校

 パラオの日本語補習学校では、大使館職員やJICA協力隊員を含むパラオに住む日本人が毎週土曜日の午前中、子供達に主に国語と算数を教えています。今学期は、新たに6名の新入生を迎え、生徒数は17名となりました。
 5月10日、大使館やコロール州リサイクルセンター、パラオ国際珊瑚礁センターを訪問する遠足がありました。大使館では、大使館員から大使館の役割について説明を聞き、こいのぼりや五月人形を見学しました。最後には、新聞紙でかぶと作りも体験しました。
 5月31日には終業式が行われ、校長先生から子供達へ学習の記録が渡されました。現在パラオの学校は夏休みなので、その間に日本を訪れ、日本の学校に通う子供達もいます。新学期は8月2日に始まります。新学期も一生懸命勉強してくれることを期待しています。

沿道で募金を呼びかける生徒たち

終業式の様子 

パラオの子供たちから日本の子供たちへ

大使館で五月人形の説明を受ける子供達

第9回パラオ・オープン・ウォーター・スウィム

 パラオでは、ダイビングだけでなく、様々なスポーツを楽しむことができますが、その一つが水泳です。6月7日、第9回パラオ・オープン・ウォーター・スウィム(遠泳大会)が開催され、一般男女5km、3km、1.5km、1km、500m、250mと子供男女250mの部門で総勢79名が参加しました。中にはパラオに住む日本人や、日本からの参加者もいました。パラオ・パシフィック・リゾートのビーチからスタートし、波平アイランドと呼ばれている椰子の木が1本飛び出た島を回って折り返すのが5kmのコースです。5km男子優勝者のタイムは1時間4分32秒、女子は1時間12分52秒でした。
 この日は、参加者にとって青空の広がる絶好の天気となり、ビーチは参加者を応援する人たちで賑わっていました。

沿道で募金を呼びかける生徒たち

参加者の集合写真

パラオの子供たちから日本の子供たちへ

 波平アイランド

パラオ国際珊瑚礁センターでのレクチャー

 日本のODAにより建設されたパラオ国際珊瑚礁センター(Palau International Coral Reef Center: PICRC)の水族館では、月に1回程度、本センターの研究員や客員研究員、特別講師などによる英語のレクチャーが行われています。本レクチャーは一般公開されており、様々な国の研究者が集まるPICRCにおいて、幅広い分野のレクチャーを楽しむことができます。
 過去には琉球大学の教授が気候変動と珊瑚礁について講義したこともあります。前回のレクチャーは5月28日に行われ、米ミシシッピ大学の教授が島と洞窟について話しました。また、PICRCでは、2名のJICA青年海外協力隊員が環境教育と視聴覚教育隊員として派遣されており、本レクチャーの準備に協力しています。

沿道で募金を呼びかける生徒たち

レクチャーの様子

パラオの子供たちから日本の子供たちへ

 水族館入り口