◆パラオ便り(2013年12月)
「日本語補習学校の運動会」
パラオの日本語補習学校では毎年学習発表会が開かれていますが、今年は初めての試みで、11月30日、ナショナル・ジムで運動会が開催されました。最初に田尻大使からの挨拶があった後、白と赤のチームに分かれた子ども達の熱い戦いが繰り広げられました。パン食い競争、借り物競走、玉入れなど、日本の運動会ではおなじみの競技ですが、パラオに住んでいる子ども達にとっては、とても新鮮だったようで、皆さん楽しみながら一生懸命各競技に挑んでいました。また、種目の中には、二人三脚といった親子で参加するものや、保護者の方々による綱引き合戦もあり、子どもだけでなく大人も全力で勝負に挑んでいました。 今回の運動会には、子どもが出場している保護者の方々だけでなく、パラオに住む日本人の方々も応援に駆けつけ、フォークダンスには会場全員が参加し、交流が深まりました。パラオの日本人コミュニティ全体で、子ども達の一生懸命な姿や成長ぶりを共有できる、かけがえのない機会となりました。

(綱引きの様子)

(玉入れ合戦)
「平成25年度天皇誕生日レセプション」
12月17日、パレイシア・ホテル・パラオに於いて、田尻大使主催の天皇誕生日レセプションが行われました。レメンゲサウ大統領、伝統的酋長、各大臣、上下院議員や在留邦人の皆様などが参加し、80歳になられる天皇陛下のお祝いをしました。 田尻大使は、スピーチの中で、11月にパラオを襲った台風30号の被害に対してお見舞いを述べ、早期復興を願うと共に、日本とパラオの関係のさらなる発展を目指すことを述べました。レメンゲサウ大統領は、同台風の被害に対する、日本政府の支援と日本国民による寄付やパラオに対する思いに感謝の言葉を述べました。また、天皇陛下の御長寿を祈られました。

(乾杯の音頭をとるレメンゲサウ大統領
と田尻大使)

(スピーチをする田尻大使)
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