◆パラオ便り(2013年2月)
「第3回ジャパンフェア」

(参加した生徒による餅つき)

(日本語補習校生徒による御神輿の行進)
2月17日(日)、コロール市内のガラマヨン文化センターにおいて、日本大使館が主催する、第3回ジャパンフェアが開催されました。会場には、パラオの小学生約200名を含む600人以上が集まり、日本語補習校生徒による御神輿の行進、パラオ柔道連盟による柔道の実演、パラオのお年寄りによる日本の歌の合唱、パラオで活躍するJICA青年海外協力隊員によるプレゼン、昨年外務省のキズナ強化プロジェクトで東日本大震災の被災地を訪れたパラオの高校生による発表などに見入りました。特に、「日本地雷処理を支援する会」の2人とパラオ人男性2人の4人組による「へそ踊り」では、大きな歓声があがりました。

(へそ踊り)

(柔道の実演)
「宇津木元女子ソフトボール日本代表監督の来訪」

(貞岡大使と宇津木氏)
現在でも、日本統治時代の影響が残っているパラオでは、昔から“ヤキュウ”が人気のスポーツですが、最近ではソフトボールをする人も多く、パラオ国内でトーナメントが開かれたりしています。そんなパラオを、宇津木元女子ソフトボール日本代表監督がソフトボールの普及活動のために訪れました。宇都木監督は1997年に代表監督に就任し、2度のオリンピックを代表チームを率いて戦い、メダルを獲得しました。 今回の来訪では、元オリンピック代表選手の増淵まり子選手と三科真澄選手も共に来訪し、2日間に渡りパラオの女子ソフトボール代表チームの指導にあたりました。宇津木元監督は挨拶の中で、ソフトボールを通して日本とパラオの友好関係をさらに深めていきたいと語り、パラオの代表選手たちと共に晴天の中、汗を流しました。パラオ人選手だけでなく、見学に来ていた地元の高校生たちも練習に参加するなど、プロからの本格的な指導を楽しみながら受けていました。滞在は4日間という短い間でしたが、宇津木元監督の言葉通り、ソフトボールを通して選手を始め多くの人たちが交流を深めました。


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