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◆パラオ便り(2012年11月)

「青年海外協力隊プラザ・大阪によるパラオの協力隊員活動視察旅行」

 11月12日から16日にかけて、青年海外協力隊プラザ・大阪より、パラオにて活躍する青年海外協力隊員の活動を視察するため、6名の方がパラオを訪問しました。青年海外協力隊プラザ・大阪は、青年海外協力隊員派遣事業に対する民間の理解を深め、支援の輪を広げることによる協力隊事業の発展や国際協力の意識を高めることを目的とした社団法人です。今回は、世界の中でもパラオで活躍する協力隊員の活動視察を希望する方達が来ました。滞在中、一行は各隊員の任地を回ったり、隊員と懇談会を開催した他、在パラオ日本大使館を訪問したり、観光が最大の産業であるパラオの観光地を訪問したりしました。プラザ大阪のホームページに、より詳細な視察情報が掲載されています http://www.lint.ne.jp/plazaosaka/

 

 「コロール小学校で「クラブ大使館」実施」

 11月27日から29日にかけての3日間、大使館のスタッフがコロール小学校を訪れ、日本の文化や日本とパラオの歴史的つながりを紹介する出張授業を行いました。5年生のクラスの約30人の子供たちにクイズを織り交ぜつつ、日本とパラオの歴史的つながり、日本の文化、日本からパラオへの経済支援などについて説明をしました。子供たちはグループ対抗でクイズに挑戦し、パラオ語になった日本語を思いつくだけリストに書く競争では、それぞれのグループが「センプウキ」「クルマ」「オイシイ」「ヤキュウ」など様々な単語を読み上げ、30を超える単語を発表したグループもありました。一クラス1時間というわずかな時間でしたが、子供達と日本とパラオの文化的つながりを再確認することができました。将来のパラオを担う子供達が、日本とパラオの関係を考えるきっかけとなることを望みつつ、今後とも大使館では出張授業を続けていきます。

「パラオのロックアイランドがナショナル・ジオグラフィック誌の表紙に」

 ナショナル・ジオグラフィック誌の特別号で、パラオが「世界の50の観光地」の一つに選ばれ、ロックアイランドの写真が表紙を飾りました。また、表紙をめくるとジェリーフィッシュ・レイクの写真も掲載されています。ロックアイランドは今年6月にユネスコの世界複合遺産に登録されたばかりで、パラオの観光地としての更なる躍進が期待されます。