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◆パラオ便り(2011年3月)

生徒さんたちに挨拶をする貞岡大使

(生徒さんたちに挨拶をする貞岡大使)

大使館の前で記念撮影

(大使館の前で記念撮影)

 2月某日、パラオの港に日本の大きな船が寄港しました。その名も「望星丸」。東海大学の海洋調査船です。その望星丸に乗船してパラオを訪問したのは、97人の東海大学の学生さんたちです。今回の訪問は大学の海外研修の一環で、外国の文化や諸事情に触れ、船内生活などの体験を通じ、国際的視野に立った世界観・人生観の確立を目的とした航海研修だそうです。その研修航海の最初の寄港地としてパラオ訪問となりました。滞在中には大使館を訪問され、大使からの挨拶・記念撮影が行われました。あまり知られていない国でありながら実は日本と昔から深い繋がりのある国パラオで、学生さん達はどんな体験をされ、何を感じたでしょうか。パラオの後は、パプアニューギニア→ニューカレドニア→ミクロネシアを訪れ3月の下旬に日本に帰国予定だそうです。様々な国を訪れ、見て、体験し、感じる全てのことが貴重な経験となることと思います。今回経験されたことを活かし、将来更なる大海原へ飛び出してください。

大使館に届いた手紙

(大使館に届いた手紙)

 大使館では、一般の方に向けて教育目的・日本文化紹介目的で使用される、文化用品の貸し出しを行っています。浴衣、はっぴや餅つきセットなど、より多くの人に日本の文化を体験してもらうため様々なものの貸し出しをしているのですが、先日、大使館にうれしいお手紙が届きました。現地の小学校で行われた、他国の文化を体験するインターナショナルデイのため、大使館から浴衣や折り紙などを貸し出したのですが、生徒さん達から御礼の手紙が届きました。日の丸やかわいい絵が描かれていたり、日本語で“ありがとう”と書かれているものもありました。なかなか現地の学校を訪れ生徒さん達と接する機会はありませんが、こうした手紙を見ると心温まる思いがしました。

 国同士の外交もありますが、こうした小さな交流からも、二国間の友好関係は広がっていくような気がします。日本とパラオの間には戦前から深い繋がりがありますが、このような機会をきっかけに多くの子供達が日本に興味を持って、二国間の友好関係を更に深めてくれることを期待します!

手紙と一緒に

(手紙と一緒に)

ありがとう!

(ありがとう!)