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◆パラオ便り(2010年8月)

 今年は日本では猛暑が続いており、大変な様子ですね。ここパラオは北緯7度という赤道の近さから「常夏」「暑い!」というイメージがありますが、実は気温は年間を通じて29℃前後、また海に囲まれていることから海風が心地よく感じられ、意外にも日本より過ごしやすいかも知れません。特にパラオの伝統的集会所「アバイ」の中で海からの風を感じながら休憩するときなどは、とても涼しくて快適です。暑い日本からパラオへ避暑に訪れるのはいかがでしょうか?

(椰子の実を割る選手)

(椰子の木に登る選手)

 そのパラオでは、今4年に一度のミクロネシア・ゲームが開催されています。今大会で第7回目となるミクロネシア・ゲームは、パラオをはじめ大洋州の国と地域が集まって、様々な競技を楽しむ小さなオリンピックのようなものです。参加チームはパラオ、マーシャル諸島、キリバス、ナウル、グアム、北マリアナ諸島、ミクロネシア国よりチューク島・ポナペ島・コスラエ島・ヤップ島の4チームの、併せて10チームです。行われる競技は全14種目で、野球や水泳などの一般的なものから、椰子の木に上ったり、椰子の実を割る速さなどを競う「マイクロ・オール・アラウンド」など、多岐にわたっています。すべての選手団をあわせると1000人もの参加者がパラオに集まり、総人口が2万人のパラオでは大変な盛り上がりを見せています。

 在パラオ日本国大使館では、その中で水泳の競技場となった国立プールに草の根無償資金協力で支援を行いました。その支援に感謝を表して、水泳競技の開会式に貞岡大使が招待されました。以下は開会式の模様です。

(選手団の入場!)

(ミクロネシア・ゲーム実行委員会の
フランク・キョータ委員長(左)と貞岡大使)