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◆在パラオ特命全権大使よりご挨拶

皆様、こんにちは。9月5日に着任しました田尻和宏です。今後、よろしくお願い致します。着任後、9月17日にマルキョクの大統領府でレメンゲサウ大統領に信任状を捧呈し、同日夜、大統領夫妻主催による私と妻の歓迎夕食会が行われました。18日には、大使館主催の着任レセプションが開かれ、100人を超える皆様に出席して頂きました。この間、大統領夫妻を始め、副大統領、伝統的酋長、閣僚、上下院議長、議員等多くのパラオの要人にお目にかかり、また、当地で仕事をしておられる日本の方々にも挨拶を行うことができました。当地で暖かく迎えられ、うれしく思うとともに大変名誉に感じております。
パラオ到着後半月程ですが、パラオに対する理解が少し深まったように思います。私は、中国と米国以外での外国勤務の経験がなく、太平洋島嶼国についてはほとんど知識がありませんでした。当地到着前、東京でブリーフィングを受け、関係者に挨拶を行う中でパラオが日本にとって重要な隣国の一つであること、国連及び国際機関においてパラオが一貫して日本の政策・立場を支持してくれていることを知り、大使として日本とパラオの友好的で緊密な関係を維持・発展していかなければならない責任の重さに身の引き締まる思いがしました。当地に到着し、大統領を始め各界の指導者の日本に対する高い評価と期待、そしてパラオ国民の親日的な感情に触れて、ますますその思いを強くしました。
今後、両国関係の発展のため、日本人旅行者のパラオ訪問の増加等日本とパラオの交流を促進し、パラオ国民の日本理解に役立つ事業を積極的に行うとともに、日本国民にパラオの現状、日本との関係をよりよく知ってもらう活動も実施していきたいと思います。皆様のご協力をお願い致します。
2013年9月20日
在パラオ特命全権大使
田尻 和宏
©Embassy of Japan in the Republic of Palau
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