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二国間関係
◆パラオ共和国における戦没者遺骨収集について
パラオ共和国における戦没者遺骨収集事業は昭和27年より実施されておりますが、平成16年に同国ペリリュー島において、カナダのテレビクルーが無許可で壕を重機で開け、パラオ当局による取り締まりを受け、遺骨収集活動の規制が強化されました。
平成17年度及び平成18年度において、日本政府は、パラオ政府に対し遺骨収集の実施を求めましたが、許可されない事態となりました。その後、平成21年11月に日本・パラオ政府間で遺骨帰還に関する覚書を交わし、平成22年5月より遺骨収集事業が再開された後、手続きを更に迅速化するため、平成26年6月には覚書を改定、今後の遺骨収集作業の加速化が期待されます。
なお、個人等の活動での遺骨収集は、本覚書では認められておらず、また、壕内等には不発弾が残っている可能性もあり極めて危険ですので絶対に行わないでください。
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