令和元年春の外国人叙勲(ビリー・ゴッドフリード・クアルテイ前国務大臣の旭日大綬章受章)

令和元年春の外国人叙勲

ビリー・ゴッドフリード・クアルテイ前国務大臣の旭日大綬章受章


令和元年5月21日、日本政府は、令和元年春の外国人叙勲受章者を発表し、パラオ共和国からは、ビリー・ゴッドフリード・クアルテイ前国務大臣が旭日大綬章を受章しました。今回の叙勲は、長年にわたり、日・パラオ間の関係強化及び友好親善へ寄与してきた同氏の功績が認められたことによるものです。

1.受章概要
  
  賞賜:                  旭日大綬章
  功績概要:                  日・パラオ間の関係強化及び友好親善への寄与
  氏名:                  ビリー・ゴッドフリード・クアルテイ(Billy Godfried  Kuartei)(男、72歳)
  主要経歴:                  前国務大臣(外務大臣)、元教育大臣
  国籍・現住所:            パラオ共和国・エサール州

2.功績概要

(1)国務大臣としての貢献
 クアルテイ氏は平成25年7月から平成29年5月の4年弱、国務大臣を務め、要人往来、国際場裡での協力など多くの分野で日・パラオ関係の緊密化に尽力しました。特に、平成27年の天皇皇后両陛下(当時)によるパラオご訪問の際には、パラオ側を代表し接遇役を務め、大きな役割を果たしました。第7回太平洋・島サミットでは議長国の国務大臣として、参加国と密にコミュニケーションをとり、サミットを成功へ導きました。また民間によるパラオへの最大の支援事業である日本財団による海上保安能力強化支援事業においては、パラオ側の窓口として日本財団と調整し事業の成功に貢献しました。

(2)教育大臣及び官房長官としての貢献
 クアルテイ氏は、パラオの米国からの独立後の初代教育大臣を務め、日本語教育や小中学生の相互訪問等、日・パラオの人的交流の活発化に尽力するとともに、日本の無償資金協力による日・パラオ友好橋やパラオ国際サンゴ礁センターの建設等、日本とパラオの友好を象徴する重要な事業の調整にパラオ側を代表し、実現に貢献しました。またパラオでのJICAボランティア事業開始にも尽力し、日・パラオ間の草の根レベルでの友好親善の促進を目的として、青年海外協力隊員のホームステイを提唱しました。20年以上を経た現在でも青年海外協力隊員はホストファミリーの元でホームステイを行うこととなっており、相互理解の促進に寄与しています。官房長官在任中も、沖縄での講演等のために頻繁に訪日し、日本との関わりを重視されてきました。