草の根・人間の安全保障無償資金協力「マルキョク小学校スクールバス整備計画」

草の根・人間の安全保障無償資金協力「マルキョク小学校スクールバス整備計画」引渡式

2018年8月28日、マルキョク小学校にて、平成29年度草の根・人間の安全保障無償資金協力による「マルキョク小学校スクールバス整備計画」の引渡式が執り行われました。式典には、当館から山田大使、パラオ側からバシリウス下院議員、ソアラブライ教育大臣、マルキョク州のキンタロー州議会議員、マルキョク小学校のテレイ校長等が出席しました。
 
本件協力を通じ、新車の30人乗りスクールバスがマルキョク小学校に供与されました。マルキョク小学校は、マルキョク州で唯一の教育機関であり、同州及び周辺2州(エサール州及びニワール州)から多くの児童を受け入れています。同校は30人乗りのスクールバスを1台所有していましたが、朝夕4往復しなくてはならないため、教育省から12人乗りのスクールバスを1台借用している状態でした。しかし、2台を使用しても依然として朝夕2往復しなければならず、朝6時過ぎのバスに乗らなければならない児童がいる一方、始業時間を過ぎて学校に到着する児童もいました。
 
式典当日は、直前まで降っていた雨も上がり、マルキョク小学校の教師及び全校児童に見守られながら引渡式を実施することができました。新しいスクールバスの供与によって、通学環境が改善されるとともに、他州での校外活動にも参加できるようになる等、児童がより安全で充実した学校生活を送れるようになることが期待されます。

 

草の根・人間の安全保障無償資金協力「マルキョク小学校スクールバス整備計画」署名式

2018316日、在パラオ日本国大使館にて、平成29年度「マルキョク小学校スクールバス整備計画」の契約の署名が山田大使とマルキョク小学校のマガリア・テレイ校長との間で執り行われました。式典には、当館より山田大使、パラオ側よりバシリウス下院議員、教育行政局のアンドリュー局長等が出席しました。

マルキョク小学校は現在30人乗りのスクールバスを1台所有していますが、在籍している生徒の約7割がスクールバスを利用しており、1台だけでは朝夕4往復しなくてはならないため、現在教育省から12人乗りのスクールバスを1台借用している状態です。しかし、2台を使用しても依然として朝夕2往復しなければならず、朝6時過ぎのバスに乗らなければならない児童がいる一方、バスが始業時間を過ぎて学校に到着することもあり、授業に大きな支障をきたしています。また、スクールバスの不足は、パラオの中心地であるコロール州で行われることが多い学校関連行事、異文化体験行事及びスポーツ大会等への参加を困難とし、児童にとって有益な活動への参加が限られたものとなっています。

供与額11,796,950円の本件協力を通して、同校に30人乗りのスクールバスが供与されます。本件協力の実施により、児童の通学及び学習環境が改善されるとともに、校外での学習機会や有益な活動への参加機会が増加することが期待されます。

パラオでは、平成11年に初めて草の根・人間の安全保障無償資金協力が実施され、本件は71件目の案件署名となりました。